リサ「もうアルったら♪早くこっちに来てよー!!
」
アル「待てって!すぐに行くから
」
(なんて幸せなんだ…最高だ…)
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アル「はっ…!!ゆ、め…??」
アル「最高の夢だったな…でも今日はついにリサが人間界に行ってしまう日だ…」
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テラ「おはよう!ついに今日出発だな!」
ケリー「そうね!二人とも、準備はできたかしら?」
ジョアンナ「ええ、必要なモノはセバスチャンに送ってもらったわ^^」
テラ「家具やそのほか必要なモノはすでに向こうに手配しているから、あとはお前たちが行くだけだ。」
ケリー「それにしてもアナタたち、なかなか素敵なかっこうね♪」
ジョアンナ「そうでしょ!昨日、カマーさんにコーディネートしてもらったの♪」
リサ「ええ、とってもセンスいいのね、カマーさんて☆」
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前日、モントゴメリー家のクローゼットにて、、
カマー「あっらー、リサちゃん、かわいらしくなっちゃってー♪久しぶりね♪」
リサ「カマーさん!相変わらず素敵なお洋服でね^^」
カマー「当たり前よお♪カマーブランドですもの♪」
カマー「さーて、リサちゃんはどんなお洋服が好みなの?」
リサ「んー、お花柄が好きだから、女の子らしい、花柄のお洋服なんてどうかしら?」
カマー「そうねえ、きっと向こうはとっても暑いから、もちろん半そでと、短めのボトムスよね…」
リサ「短すぎるのはダメよ、カマーさん/////」
カマー「オッケー、イメージは出来上がったわ!花柄トップスにデニムのスカートなんかどうかしら?」
リサ「ええ、素敵ね!それでお願いします!!」
カマー「ジャンっ♪こんなんでどうかしら??」
リサ「まあ、とっても素敵!イメージ通りだわ♪ありがとう、カマーさん^^」
カマー「いいのよ子猫ちゃん♪」
(んんー、やっぱり素材がいいとコーディネートしがいがあるわん♪)
カマー「さーてジョアンナちゃん、アナタはどんなのをお好みかしら??」
ジョアンナ「そうねえ、やっぱり個性的で派手目!露出は多く、奇抜なのがいいわあ♪」
カマー「ジョアンナちゃん、ロックがお好きだったかしら?」
ジョアンナ「ええ!向こうではぜひロックをやりたいと思ってるの♪」
カマー「オッケー!イメージが出来上がったわ!ロックで露出多めで奇抜な感じよね☆腕が鳴るわあん♪」
ジョアンナ「うん、お任せするわ!」
カマー「ジャン!まあ、思った以上の仕上がりね!どうかしら?」
ジョアンナ「可愛いっ!イメージ通りだわ♪このタイツといい色合いといい露出度といい、文句なしだわ!ありがとう!!」
カマー「いいのよ♪はあ、今日はいい仕事したわ♪アナタたち、人間界、気をつけて楽しんでらっしゃーい♪」
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テラ「そうか、さすがカマーだなwモントゴメリー家専属のスタイリストだけあるわい!」
ケリー「そうね、キャラクターも素敵だしねw」
テラ「そうれはそうと、出発の前に、お前たちに紹介しておきたい人がいるんだ。」
テラ「先生!お願いします!」
先生「はいはい、お呼びですかー??」
(先生??この人が??)
アルド「どうもどうも、はじめましてお姫様方!ご機嫌いかがですかいな?」
ケリー「こちらはアルド・コーチュアさん。人間界でアナタたちに魔法を教えてくれる先生をお願いしてるの!」
テラ「ああ、アルド先生はとても優秀な魔法使いで、ジーニーとしてなんども人間界に行っているから人間界のことにも詳しいんだ。」
アルド「いやあ、そない褒めてもおたら照れますやん♪自分、そんな大したことないんで!」
アルド「まあなんせお姫様方、人間界ではビシバシ!魔法の指導していくんで以後お見知りおきを☆」
テラ「うむ、ビシバシしごいてやってください!」
ジョアンナ「なんだか楽しそうな先生ね♪」
リサ「ええ、ますます楽しみになってきたわー^^」
アルド(この子ら大丈夫かいな…)
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出発のときが近づいている…
見送りにやってきたアルとばにこ。
ばにこ「アンタ昨日の夜、リサといい感じだったじゃない♪気持ち伝えたの?」
アル「なっ、見てたのかよ////」
ばにこ「ええもうばっちり♪」
アル「くそっ////まあ、一応伝えたけど…」
ばにこ「そう、がんばったじゃない♪」
テラ「リサ、ほんとに大丈夫か?心配でならんわ…」
ケリー「あなたったら、たかが1年よ!リサだってもう18歳なんだから大丈夫に決まってるじゃない!」
リサ「そうよ!わたしだってもう大人よ!」
テラ「うむ…」
ジョアンナ「パパ、あたしの心配は?」
テラ「お前は大丈夫だ。」
ジョアンナ「wwww」
アル「リサー!!行っちゃうのか…寂しくなるよ…変な男には気をつけるんだぞ?!」
リサ「心配してくれてありがと、アル♪でも大丈夫よ☆きっと素敵な王子様見つけて帰ってくるから♪」
アル「えっ…?!」
ばにこ「えっ、なに、アル、告ったんじゃないの?!」
ジョアンナ「うん、なんか『男として見てほしいって言われたけど、わたしアルのこと、女の子だなんて思ったことないよ?』って言ってたよw」
ばにこ「www全然伝わってないじゃんwかわいそうなアルw」
ばにこ「ホント、変な男には気をつけてね!まずは疑ってかかるのよ!」
リサ「うん、難しいけどやってみる!」
アル「…素敵な王子様…俺じゃないのか…ブツブツ」
ばにこ「まああんなグチグチ男はほっといて、楽しんでらっしゃいね♪勉強は大変だけど、きっと素敵な経験になるはずよ☆」
ジョアンナ「そうねwwロッカー目指してがんばるぞ!」
リサ「ジョアンナったらwアルド先生に怒られちゃうよ?」
ジョアンナ「でもなんかこう、出発!ってなると忘れ物ないか気になっちゃうよねw」
リサ「そうよね。それに、このお家の噴水が人間界につながってたなんて、ジョアンナ知ってた?」
ジョアンナ「全然知らなかったw知ってたらもうとっくに行ってるわ…もちろん内緒で♪」
リサ「ふふw(だからママもパパも内緒にしてたのねw)」
テラ「入ってもぬれないはずだ!もう人間界につないであるからな!」
ジョアンナ「ほんとだ!足つけてるのに水の感触しない♪」
リサ「わあ、不思議ねえ。」
ケリー「入っちゃえばすぐに向こうに着くわ☆」
ばにこ「気をつけてね!」
アル「連絡くれよな!」
リサ・ジョアンナ「いってきま~す☆」
アル「わっ、消えた!」
テラ「ついに行ったな…」
ケリー「アルドさん、あとはお任せします!」
アルド「りょーかいです♪」
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こうして2人は人間界へ旅立ったのであった。
~旅立ち編 終わり~
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